水

眼科を訪ねて三千里、というほど探してないけど、近場の病院はどこもお盆休み中または担当医不在だったので、そのまま江ノ島までチャリんこで行って来た。
大きな水の塊は好きです。人間は本能的に落ち着くって言うけどホントだね。高校の通学路で、チンチン電車が川を渡るとき、ゆっくりたっぷりした水面を見ると平穏な気分になった（そこはもう廃線になっちゃったけど）。東北の鳥海山でも、雪どけ水に感動しまくった。台風の大雨で河川が氾濫し、家まで亀が泳いできたときも、子供ながらにいろんな意味で感動した。
海の波も、ずっと見ててもぜんっぜん飽きない。あの生き物っぷりに、なんとも好奇心が惹きつけられるんだよね。サーフィンもうまくなったら最高に楽しいんだろうな。
高校の物理で、波の中をエネルギーがどのように伝播するか、というを読んだけど、さっぱ理解できなかった。それが頭に引っかかってるから、余計不思議に思えるのかな。でも理解できたらできたで、間違いなくもっと波を見入ることでしょう。
結局、水の存在自体が偉大だなと、落ち着いた今は思うわけですが、江ノ島往復の汗だくチャリ上では、自分の運動不足のことしか頭にありませんでした。