芸術をみると

hanakama2008-11-02

神奈川県立近代美術館で岡村桂三郎展を観た。
ガルダ、象、鳥、兎、それから獅子。龍もあったっけ。
とにかく眼がたくさんあったのが印象に残った。ああいう眼はいいね。好きだな。鋭いのも、そうじゃないのも。


そしてでかい。
高さは3m以上あるし、横も10m弱くらいのもあった。
んだもんで、美術館の展示室に置いても、いっぱいいっぱい。
がらーんとしただだっ広い薄暗い部屋で、遠くから全体を観れたらなお良かったな。
どこぞの美術館の所蔵品ってならわかるけど、中には個人蔵ってのもあった。
こんなでかいのが「個人蔵」って、どんな豪邸に住んでる人なんだろう。。。
日本版メディチ家


あんなのと一緒に住んだら、芸術を観る目も肥えるんだろうな。
羨ましい限りです。


あ、つい作品そのものじゃなくて別の話になっちゃった。


作品自体はとても気に入って、なかなかグッときた。板を屏風状にして、焦がしてから岩絵具をつかって。
お前らかっこいいなぁ、っていう動物(幻獣?)たちばっかだった。畏怖というか、とりあえず何でも従っちゃいそうな、ある意味自然に対するものと同じような、そんな気持ちにさせられる。
こんなのつくれた日にゃ気分も晴れ晴れするだろうなぁ。
。。。それとも別の感情なんだろうか。