前に進もう

今日はアトリエリスタ養成コース最終回。
参加者が考えたワークショップを実際にやってみる、というものでした。


いやー、俺もWS考えてレポート出したんだけど、よく考えてあって感心しました。
純粋に楽しいし、いつのまにか学びもあって、素晴らしい構成だったと思います。


この養成コース自体は、いかにWSを考えるか、という点に集中して構成されている感じですが、いろいろ本を読んだり話を聞いたりすると、どうもレッジョはそれだけではない。


というかむしろ、毎回ドキュメンテーション(記録)して、振り返り、教師が互いに学び、次に活かすということを関係者全員でひたすらぐるぐる回すシステムこそがミソ・・・というのが私の今のところの理解です。そしてそれを回せる情熱と、勉強量と、理論と実践と、という積み重ねだと思っています。
ま、そう書くとどんな仕事でも同じだわな。


今日で養成コースは終わりで、だからつまり新たなスタート地点に立ったわけで。
新年まであと少しですが、一足先に一区切り。

In Dialogue with Reggio Emilia: Listening, Researching and Learning (Contesting Early Childhood)


・・・・


それから副産物として気付いたことですが、どうも自分の価値観が固定されてきたせいか、思い込みで先読みすることが多くなった気がします。
当たる時もあり、そうでない時もあり。


目の前のものを、ありのままニュートラルに受けとるでなく、自分の価値観や信条に合うように解釈をしていて、そしてそれに気づいたオレに満足して、その側面の視点から離れられないで且つ顕示する偉そうな自分がちょっと時代遅れのオヤジっぽくて嫌です。


鮮度が足りないね。